PROGRAM
*old existing programs
医療費補助
医療費支給プログラムは、先ず当会発足に携わった者または一世で援助を必要と思われる者を対象に実施されます。なお1988年より2010年までの該当者はおよそ103名でした。
福祉友の会奨学金制度
「福祉友の会」による奨学金は、当会メンバーの子孫にあたる青少年を対象に支給される教育資金補助です。この奨学金の取得条件は下記の通り:日系人であること。真面目で向学心があること。親または親権者の経済状態が考慮された上で、学業成績が中高生であれば平均値が7.8以上、大学生では3以上であること。(学校からの証明書を必要とする)1988年~2018年間の奨学金は741名に支給されました。
ミエ奨学金制度
インドネシア子弟の教育と将来に強い関心をもつ小倉ミエさんの援助により「ミエ基金」という奨学金制度が設立されました。当奨学金は意欲的に勉学に励み好成績ながらも、経済的に困苦にある青少年を対象とするものです。ミエ奨学金は、「福祉友の会」が文部省の承認の下にジャカルタ、ジョグジャカルタ、スラバヤ及び北スマトラ等の学校から条件に該当する者に支給しています。当奨学金取得条件は下記の通り:「インドネシア国籍であること。向学心があって真剣に勉学に取り組んでいること。親/親権者が経済力に恵まれず、学業成績が中高生であれば平均値が7.50以上、大学生では3.5以上であること。(学校又は居住地からの証明書を必要とする)」。ミエ奨学金制度は1992年以来実施されており、1992年~2012年間の奨学金は延べ2.207名に支給されました。
がんばれインドネシア奨学金制度
がんばれ奨学金制度は、日本の東京に所在する「インドネシア友好協会」が、インドネシア青少年の育成に注目し設けられたものです。当奨学資金援助プログラムは、大学最終学年に達した大学在籍者を対象とするもので、2000年―2001年にはインドネシア大学、マラン・メルデカ大学、国立メダン大学等の学生7名に支給しています。奨学金取得条件は下記の通り:「インドネシア国籍であること。25歳以下であること。インドネシア国内の大学最終学年に在籍する者で学業成績平均値が3.0以上であること。健康であること。他の奨学金を受けていないこと」
これらの育成資金プログラムは援助を受けた者をなんら拘束するものではありませんが、奨学生は国の進歩発展に貢献し、またインドネシアー日本両国の友好に尽力することが望まれます。
孤児育英資金
当資金は、親や家族等の身よりが無く、孤児院に収容されている子供の育英を目的としています。就学年齢に達した小中高の学生の最も重要な教育資金として援助するものです。既に東ジャワ・シドアルジョ在のYayasan Panti Asuhan Alawy Al-Hanbalyに収容されている158名の孤児に、2001年4月~2003年6月までの期間、当資金を支給しております。
婦人部
女性が深く係わる部門での活動推進を図るため、2000年4月29日「婦人部」を設立しました。インドネシアや日本の伝統手工芸、料理、習字、折り紙、指圧など、婦人の創意が活かされ工夫が身を結ぶことを期待して、特殊技術などの面で母親や娘達が腕を磨くことを支援するとともに、日・イ両国の文化交流により友好と理解を深めることを目的としています。